モンスター社員をうつ病に。炎上ブログを書いた社労士の処分とブラック企業に思う事

      2016/09/09

 

「遅刻をしたり上司に反抗するモンスター社員を、うつ病にして解雇してしまいましょう。」

社労士がこのような記事をブログにアップし世間の話題になっています。

今回は

「社員をうつ病にさせる」ブログ記事とは?

モンスター社員とは?

ブログを書いた社労士の処分は?

ブラック企業やブラック士業に思うこと

気になる点について簡単に、分かりやすく考察していきます。

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■「社員をうつ病にさせる」ブログ記事とモンスター社員とは?

今回問題になったのは

「すご腕社労士の首切りブログ」というブログで

「社員をうつ病に罹患させる方法」という題名で社労士が書いたものです。

まずブログのタイトルからして様子がおかしいですね。

内容も社員をうつ病にさせる方法という、目を疑うようなものでした。

一体どのような経緯でこの記事が書かれたのでしょうか?

 

 

この記事を書いた「社労士」とは

労働や人事、年金の専門家のことで

人の採用から退職まで、労働や社会保険の相談に乗る

「働く人」に関するエキスパートです。

問題になった記事は「人を雇う側」に対して書かれたものでした。

記事は遅刻や上司への反発を繰り返す「モンスター社員」

うつ病にして解雇したいのだが、という質問に答える形で書かれたもので

社労士が「社員をうつ病にする方法から解雇するまでとその後の対応」を回答していました。

うつ病にさせる方法として、

失敗や他人に迷惑をかけたと思うことを繰り返しノートに書かせるよう勧めたり

上司に文句を言うことの禁止を就業規則に組み込んだり

適切合法なパワハラを行ってくださいという記述がありました。

またモンスター社員には降格減給で経済的にダメージを与える提案や

万が一 社員が自死した時の、

うつと仕事の因果関係を否定するための証拠を作っておくなどとも書かれていました。

あまりにも酷い内容ですね。

「働く人」に関するエキスパートの社労士が

どのような思いでこんな事を発言出来たのでしょうか。

メディアの取材に対して問題の社労士は

「常識はずれの態度で会社を困らせる社員に、真人間になってほしいという思いがあった。」

と回答しています。

確かに欠勤、遅刻、過度な反発など常軌に反した態度をとる社員も中には居ることでしょう。

しかし社労士が書いたブログ記事こそ大きな常識はずれです。

人が病気になることを促すなど、あってはならないことですね。

 

 

■ブログを書いた社労士の処分は

弁護団などが厚労省に

問題の社労士について懲戒処分を下すよう要請しています。

うつ病記事が書かれたブログは12月上旬に全ての記事が削除されているようですね。

 

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■今回の件について考察

「問題を起こす社員をうつ病にして辞めさせたいが、どうすればいい?」

まずこのような質問をする企業があることに衝撃を覚えます。

が、少ない話ではないようですね。

俗にいうブラック企業というやつなのでしょう。

人件費を絞り効率良く成果を出すために

「使えない社員は病気にさせてでも捨てる」

「使える社員は何が何でも辞めさせない」というやりかたの企業です。

これに苦しんで身体を壊したり

それこそ鬱になってしまう人が後を断ちませんが

このような企業の形態を変えることはほぼ不可能でしょう。

そして今回のようにブラック企業を(悪い意味で)支える社労士などを

「ブラック士業」と呼ぶそうですが

ブラック士業の廃絶も、ほぼ不可能なことでしょう。

人でも会社でも、

根本にある理念を崩すのはとても難しいことです。

では働く側として

ブラック企業やブラック士業に相対した時にどうしたらいいのでしょうか?

 

 

過度な残業、不当な扱いにストレス。

そんな居心地の悪い場所、

即辞めてしまいましょう。

 

 

仕事でも人間関係でも本当にしなければいけない事など滅多にありません。

極端な話、あなたは明日「絶対に職場に出勤しなければいけない」わけではないのです。

もちろん出勤しなければそれ相応の責任を問われますが

職場に行くのは決して「しなければいけない事」ではないのです。

「心や身体を病んでまで仕事にいかなければいけない。」

本当にそうですか?

「行かないと責められるからつらくても出勤しないと。」

そこまでしてやりたい仕事ですか?

「自分が仕事をやめたら家族が路頭に迷います。」

あなたが辞めたら家族は本当に生きていけないですか?

「人が足りないので 1ヶ月間で こなせない量の仕事を休み無しでもやらなくてはいけないんです。」

あなたは死ねと言われて死ぬのですか?

 

 

仕事で病む人は後を断ちませんが

ブラック企業に食われて人生を終えるだなんて

勿体なく、悲しすぎます。

過酷な環境にいると周りが見えなくなりがちで

世界が「ブラック企業の中だけ」になってしまいます。

今回の社労士の提案のように

失敗をノートに書かせる・不当な減給・上司に意見を言うことの禁止など

おかしいと思うことがあったらその感覚を忘れてはいけません。

ブラック企業やブラック士業が無くなることはないので

苦しんでいる側がさっさと逃げるべきです。

 

 

 

会社に出勤しなくても稼げる方法はありますし、

生活が成り立たないなら

驚くほど安い家賃で過ごせる県に移住したりもできます。

生きる方法なんて、いくらでも見つかりますよ。

現に、自分はいま無職ですが

会社に出勤せず幸せに生きてます。

 

 

今回の問題は社労士の発言に問題アリという内容でしたが

社員をうつにさせて辞めさせたいなどというブラック企業の実態もまた顕わになりましたね。

社会人として最低限必要な責任感のない、本当にモンスターな人もいると思うので

そこの線引きは難しいんですけどね。

頑張って働いているかたを不当にやめさせるブラック企業や

それを助長するブラック士業に相対した時に

飲み込まれずに自分主体で動ける柔軟性は持っていたいものです。

世の中、特に仕事においては移り変わりが激しいので

時代に合わせて柔軟に身動きを取れる人が

最も強いと思っています。

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