常識を疑え。「わたしを離さないで」の結末ネタバレから心理操作の恐ろしさについて感想

      2016/09/09

 

綾瀬はるかさんが主演をつとめるドラマ「わたしを離さないで」

独創的な世界観と物語のキーとなる「重大な謎」について

「怖いけど気になる」「鬱展開なのか?」と

惹かれる人、批判、色々な意見が飛び交っていますね。

今回は

わたしを話さないで の衝撃の結末と

物語の核心で誰もが感じるであろう違和感

慣れと諦めと環境。心理操作の恐ろしさについて

物語の内容を独自の目線で考察していきます!

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■わたしを離さないで の結末を簡単に

「わたしを離さないで」は日系イギリス人作家の

カズオ・イシグロさんによって書かれた長編小説。

最初の舞台は外の世界から隔離された全寮制の学校です。

異様に高い壁の中で育てられた主人公たち

(ドラマ版では

綾瀬はるかさん・三浦春馬さん・水川あさみさんの3人)

は、実は「特別な役割」をもって育てられた子どもたちなのです。

その特別な役割とは「成長したら人に臓器を提供すること」。

主人公たちは臓器提供を目的として育てられたクローン人間なのです。

学校を卒業した3人は、同じ役割を持った若者があつまる

「コテージ」という施設に送られます。

そこで綾瀬はるかさん演じる恭子は

臓器提供者を看取る「介護人」という職業につくことを決意します。

臓器提供者は通常3、4回目の提供で命を落としてしまうのですが

それが1度目の提供で、ということもあります。恐ろしすぎます。

もちろん提供者は回を増す事に弱っていってしまうのです。

綾瀬はるかさんは水川あさみさん演じる美和を

2回目の提供で看取り

やがて愛する友彦(三浦春馬さん)の介護人になります。

しかし友彦の願いにより彼の介護人からはずされ

その後友彦は4度めの提供で命を落とすこととなります。

やがてひとりぼっちになった恭子(綾瀬はるか)は

昔 友彦と一緒に訪れた

「失われたものが取り戻せる場所」に向かい

そこで友彦の幻を目にします。

そして涙をこらえながら

彼女自身も使命を果たすために

「失われたものが取り戻せる場所」をあとにします。
主人公たちは臓器提供のためのクローンとして生まれ、育てられ、

愛とは何か?生きるとは何か?と思い悩みながらも

最後はその使命を果たしてこの世を去っていく・・・という

超絶 鬱 展 開

なストーリーというわけですね。

 

 

 

■物語に感じる違和感

短い「生」の美しさとか儚さとか

難しいことは多くの書評家さんが書いてるみたいなので

ここからは独自の目線でいきますよ。

 

 

おい主人公たち。

なんで提供するし。

生 き ろ よ ?

 

 

これは多くの人が感じるであろう違和感ですよね。

いくら提供者として特殊な環境で心理操作されて育てられたとしても

なぜそれを受け入れるのか?

なぜ抵抗や反発が描かれないのか?

おとなしく死を受け入れていく若者たちに

恐ろしさというか気持ち悪さを感じます。

愛する人のこと看取るんじゃないくてさ、生かしなよ。

使命を果たすんじゃなくてさ、逃げなよ。

むしろクローンの逆襲とかさ

学園長へ討ち入りとかさ

そびえ立つ学校の壁壊して進撃とかさ

そういうの希望なんだけどさ

まじで最後まで鬱展開なのか?

とフラストレーションが残ります。

生命力にあふれる若者が

死に逆らわないというところがこの物語の面白さであり

怖さなんでしょうけど

あーあー、うん。受け入れちゃうんだ、悲しいー

で終わらせるのでなく

個人的に、この物語から感じた

違和感を大事にしたいとおもいました。

何が言いたいかって言うと

 

 

「常識を疑え。」
彼らにとっては臓器提供=常識。

常識って怖いです。

「思いやり」の授業をこれでもかというほど受けて

人に奉仕する心を強制的に植え付けられて

人の役に立つことが役割であり自分たちの常識だと思わされている。

その結果 命を落としてしまうわけですが

ここで違和感を持って「常識を疑う」ことができたなら

クローンの逆襲編にルート変更することができるんですよね。

キモオタ思考ですみませんが

もし世界線を飛び越えてね

クローンの逆襲編に進めたならばね

主人公たちにはまったく別の未来が待っているはずです。
”世界線を飛び越えて、未来を変えろ!”

わたしを離さないでとは真逆に 「死」に抵抗しまくっているオススメ作品。↓↓

 

 

常識=普通 なので

おかしいな?と思いつくことすら中々できないものですが

常識を疑うことでひらける未来はかなり有ると思うんです。

例えば「会社に出勤しないと生活できない」

最近まで自分はこれが常識だと思って

嫌なことを指示されるがままに

ずっと仕事としてやってたんですが

心に引っ掛かりが有ることをつづけていると

やっぱり限界が来ますね。

そしていま、出勤するという常識を破って

ニート化してみたんですが

けっこう普通に生きていけてます。

出勤しない生きられないという常識は崩れ去りました。

「多少無理してでも仕事を頑張らなくてはいけない」

どこの会社でもそれが普通だよねっていう

暗黙の了解みたいな社畜ルールみたいなやつありますよね。

でも、それが常識だと思ってムリなことを続けていると

心を病んで、最悪の結末を迎える人もいるわけです。

常識に違和感を感じたら

疑ってみることで現状がひらけるかもしれません。

 

 

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■心理操作の恐ろしさ

「わたしを離さないで」はSF小説ですが

言われるがままに臓器を提供してしまうところで

心理操作をされてる状態がとても細やかに描かれてますよね。

心理操作されるとまわりが見えなくなって

おかしいことをおかしいとも思えなくなるので

このお話では結果 命を落としてしまうことにつながっています。

ワタシたちの日常生活で良く聞く話では

心理操作の結果

「詐欺」や「虐待」の被害に遭ったり「DV」を受けたりする。

この物語でも現実でも

心理操作を増長させ、悲しい結末を招く事態に共通するのが

・慣れ

・諦め

・環境

状態を悪化させる3要素です。

 

 

物語の中での話ですけど、

臓器提供することに慣れてしまうと最悪の状態を招く。

そういう運命だと諦めてしまえば最悪の状態を招く。

まわりが皆そうしてる環境にいると違和感を持てず最悪の状態を招く。

・慣れ

・諦め

・環境

は悪い状態をさらに悪化させるものなので

なにかに悩んでいて状況を変えたいとしたら

この三要素をひとつでもいいからどれか崩すことが大事なんですね。

一番変えやすいのは環境だと思います。

仕事でも人間関係でも何でも。なかなか問題が解決せず

もうどうしようもねーし。

人生詰んだし。

と苦しんでいるのであれば

勇気を持って環境を変えるというのがいちばん手っ取り早いのです。

自体が良くならないのは

その人の頑張りが足りないんじゃなくて

環境が悪いっていうパターンがかなり多いです。

物語の臓器提供からかなり話がずれちゃいましたが

なんか悪い方向に進んでいってる気がする人や

心理操作されてるっぽい人には

環境を変えるのがとにかくおすすめです。

生き物の進化でもそうですが

最も強く生き残っていけるのは

「変化に対応できる人」

だと思います。

 

 

 

 

■まとめ

わたしを話さないで の結末は鬱展開すぎて泣ける!

臓器を提供する主人公たちに感じた「違和感」を大事にしよう!

慣れと諦めと環境は悪い状態を悪化させる3要素。環境を変えよう!

 
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