映画ちはやふる感想とネタバレは「千早と机君のかるたの意味に感激!」

      2016/09/09

 

競技かるたを題材とした大ヒット漫画「ちはやふる」。

女性漫画とは思えない熱血ぶりや広瀬すずさんの演技に注目が集まっています。

今回は

映画版ちはやふるの感想ネタバレ

千早の句に隠された恋の解釈をご紹介

机君が涙していた孤独を詠う句も紹介

気になる点について追いかけていきます!

 

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■映画ちはやふるの感想とあらすじネタバレ

<<原作漫画は未読です。>>

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映画ちはやふるは上の句・下の句の2部構成で、

主人公の千早(ちはや)たちが全国大会への出場権を手にするところまでが上の句で描かれていました。

千早(ちはや)、太一(たいち)、新(あらた)の幼なじみ3人が

かるたという競技を通して成長していく勝負あり恋愛有りの青春ドラマということで

三角関係がメインなのか?と思っていたら

全然そんなこと有りませんでした。

三角関係のうちの一人、新(あらた)がほぼ出てこない。

恋愛よりも、かるた部を結成して努力と友情で前進していく部員たちの熱い姿が描かれていましたね。

少女漫画特有の甘ったるさもないので男性も楽しめると思います。

ストーリーの軸である千早の夢は、かるたで日本一(世界一)になること。

競技かるたを知らない私でも試合の際の派手なアクションやかるたの表す情景にぐんぐん引き込まれましたが

百人一首の意味を知っていればさらに面白いことでしょう。

主演の広瀬すずさんは特に眼力が強く日本人っぽい顔立ちが

この作品にとても良くあっていると思います。ラストの着物姿が綺麗でしたね。

そしてかるた部員一人一人、全員に人間味溢れる見せ場があったのも面白い。

特に際立っていたのが机(つくえ)くん。

今までずっと友達も作らず一人で生きてきた机君が

君じゃなきゃダメだ、と言われてかるた部に入り心をひらいていく様子が感動的でした。

途中からの「急なイケメン化」は少女漫画に良くありがちですが

机君は嫌味がなく応援したくなる感じでしたね。

かるた部員のなかで唯一今までかるたに馴染みがなかった凡人が

未知の勝負に切り込んでいく姿は見ていてとてもアツいものがありました。

上の句の主役は机君だったんじゃないかと思うほどです。

そして上の句の千早の勝負相手を演じた、清水尋也さんという俳優さん。

ラストに近づくにつれ彼も独特なキャラが際立ってましたね。

スリムな体型と顔立ちからフィギュアスケートの羽生結弦さんにものすごく似てる気がしたんですが似てませんかね?

羽生結弦出てきた!と思ってしまった・・

 

 

 

千早に思いをよせる太一(野村周平さん)はクセもなく、ふわふわとした存在でしたね。

 

前編では「相手のお手つきで勝利した」というのもなかなか面白い。

自分の行いで「運が無くなった」彼が下の句でどう力をつけて戦っていくのかが見どころです。

 

 
かるたの句にあわせて紅葉が流れる演出なども素敵でしたね。

後編では、もっと色々な句を映像で見たいなあ。

原作漫画を読んだことが無く、百人一首に親しみがない私でもとても楽しめました。おすすめです。

 

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■千早の句の意味をご紹介

タイトルにもなっている「ちはやふる」の句について説明していきます。

「ちはやふる かみよもきかす たつたかは からくれなゐに みつくくるとは」

(ちはやぶる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは)

これは在原業平(ありわらのなりひら)が詠んだ歌で、直訳すると

「神々の昔でも、こんな風に紅葉で赤くなった美しい龍田川なんて、聞いた事がない。」という意味です。

神様たちが過ごしていた大昔から、こんなに美しく赤く染まった龍田川の話なんて聴いたことがないよ。

という感嘆の詩なのですが、ちはやふるの映画内ではもうひとつ、恋の解釈がなされていました。

「在原業平が離れてしまった女性を想う気持ちは、熱い感情で龍田川を真っ赤に染めるほどに美しい。」と。

 

百人一首にも色々な解釈が有るのですね。

同じ句なのに、解釈によって思い浮かぶ描写が全然違います。面白いですね。

ちなみに「ちはやふる」の言葉単体の意味は

「勢いが激しく華やか、眩しく輝く」といった意味なんですよ。

千早と広瀬すずさんのイメージにピッタリですね。

 

 

 

 

■机くんが部室で涙したあの句も解釈

「もろともに あわれと思へ山ざくら 花よりほかに知る人もなし」

直訳すると

一緒に愛しいと思っておくれ、山桜よ。この山奥では山桜の他に知り合いもおらず、私はただ一人なのだから。

という意味。
学校にキャリーバックで登校し、机上に広げた自分一人の世界で過ごし

友達も作らず時間が来れば秒単位で下校するという

人との関わりを絶った孤独な机君を象徴する一句です。

しかし千早はこの句を

「あなたが居ると私は強くなれる。あなたのことを知りたい。」と言っていると解釈します。

物語のラストで勝負を諦めた机君のもとに、このかるたの句が飛んで行くシーンは圧巻でしたね。

この句をきっかけにバラバラだったチームが一つになり、全員が敵陣から1枚を獲った瞬間の気持ちよさは絶大です。

前編の主役は机君なんじゃないかと思うほど魅力的な役でしたね。

 

 

 

後編「下の句」は4月29日公開です。

全国大会で最強クイーンに千早たちが挑むということで

さらに熱い戦いがどう描かれるか注目です。

あまり絡みがなかった3人の恋模様も気になるところですね。

公開を楽しみにしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

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