バクマン。の映画を見て漫画家になりたい描きたい目指したいと思った人へ
2016/04/03
映画「バクマン。」!!
週刊少年ジャンプの大ヒット作品が
神木隆之介×佐藤健のW主演で映画化ということで大きな話題になってますね。
個人的に主演のキャストは配役逆で、
神木隆之介→作画役のサイコー
佐藤健→シナリオ担当のシュージン
って今でも信じたいんですがその点については前に書いた↓↓↓ので置いといて!
映画「バクマン。」佐藤健と神木隆之介の配役が逆と話題に!真相は?
今回は映画「バクマン。」を見て漫画家になりたいと思ったけど
ハードルが高くてどうしたらいいか分からないという人に
こうしたらいいんじゃない?というアドバイスをハードル低めに書いていこうと思います。
おまえは漫画家か?とお思いでしょうが
漫画家でもなんでもありません。
ですが漫画を制作してコミケ(コミックマーケット)で販売したり、WEBに載せたり、寄稿をしたり、
色々な漫画制作活動はしてきたので
何をどうしたら良いのか分からない人を応援するくらいは出来ると思います。
(何をどうしたら良いのか分かってる人は読まないでね!)
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■バクマン。を見てチームで漫画を書きたいと思った人へ
作画担当の一発集中屋サイコーとシナリオ担当のクールな戦略家シュージンの最強タッグは
見ていて本当に気持ち良いですよね。
1人ではできないことも、2人ならできる。
孤独じゃないという心理は行動と成果に大きく繋がってくることだと思います。
が!
漫画でチームを組むというのは相当に大変なことです。
漫画は何もないところから全てを生み出す作業なので、
それぞれのセッションでかける労力が半端な量ではありません。
うまく割りきって複数人で分担できればいいですが、
まず揉めます。
そして、自分の好きなようにやりたくなるんです。
意見の対立は必ず起こると思いますので
よほど相手のことを信頼出来ないと破綻します。
相手を「使おう」というよりは相手に「使ってもらおう」と思える人のほうが
うまくいく感じがします。
自分もチームを組んで漫画を描いたことがありますが、
我が強いので、一週間で破綻しました。笑
心と体を連動させて作業していくものなので、
余計なものが入ってこないようにチームじゃなく1人での作業が個人的にはおすすめです。
結論。「サイコーとシュージンのペアは幻想」
■漫画家になりたけど何から始めたらいい?
初心者だからノートに漫画?まずは友達と見せ合うべき?
なんて事言ってないで
初心者でもかまいませんから
「しっかり原稿用紙に一作品仕上げて出版社に持って行きましょう」
これが漫画家への最短距離の答えです。
下手くそな漫画持って行ったって追い返されるだけだと思うかもしれませんが、
その通り。一回見せて追い返されてくればいいのです。誰だってそうなのですから。
どうしたらいいか悩むくらいなら
本番の用紙に本番のペンを使って本気で一作品仕上げてみましょう。
鉛筆でノートに描いて友達と見せ合うよりも、はるかに大きなものが得られるはずです。
自分でやったことは頭と体で必ず覚えられますからね。
一作品仕上げたという自信にもなります。
漫画家になりたい人のなかでは一作品も仕上げられない人のほうが、圧倒的に多いそうです。
下手でも何でも仕上げることが大事です。
下手でもいいんです。
■どうやって漫画を描くかすら分からない人へ
ネット上の漫画の描き方サイトを参考にしてもいいですし、
漫画の描き方の本を買ってもいいですね。
あとは実際に漫画をしっかり描いている人に教えてもらうのも効果的です。
バクマン。を読むのもいいと思います。
何も勉強しないでいままで読んだ漫画をお手本に描いちゃう人もいます。
なにか1つ学ぶ方法をきめて、徹底的にそれを読み込んでみれば大丈夫です。
書き始めれば、描きながら覚えていけます。
■道具はどうするの?
道具は映画「バクマン。」で使われている昔ながらの原稿用紙、Gペン、手で切り取って貼るスクリーントーンなどのアナログ派と
パソコン上で下書きからトーン貼りまで行うデジタル派にわかれていますね。
アナログで下書きしてパソコンに取り込んでデジタルで仕上げる、混合派の人も居ます。
ちなみに「バクマン。」の作画担当の小畑健先生はあの美しすぎる作画を
まさかのアナログで描いているそうですね。神です。
アナログ特徴→
比較的安い資金で道具を集められる。昔ながらの細かい線の強弱がつけられる。風合いがある。トーンや消しゴムのくずが出る。インクをこぼすと悲しい。おそらくデジタルより作業時間がかかる。
デジタル→
パソコン、漫画作成ソフトなど初期費用がアナログよりかかる。インクを使わずだれでも綺麗な線がかける。だがアナログのような微妙な風合いはでない。トーンのクズなどゴミがでない。修正や文字入れなど作業全般が簡単。
予算と自分に合う道具を選んで描き始めてみてください。
自分は最初はアナログでしたがデジタルにしてみると何てラクなんだろうと驚きました。
今の新人漫画家さんは最初からデジタル一本というかたも多いようですね。
一瞬でベタ塗り出来たりトーンもワンクリックで貼れるのでデジタルは本当に便利ですよ。
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■漫画家で食っていけるのか問題
色んなところで「漫画家はやめとけ」という意見を見かけますがどう思いますか?
漫画家になってもお金を稼げるかわからないしただ体を壊して消えていくだけかも・・・
なんて学生さんくらいの年齢だと考えたりするかもしれませんが、
これに至っては「問題ありません。」
そんなことは考えている時間がもったいないですよ。
考えたいのなら漫画家になってから考えればいいことだと思います。
お金がなければ漫画家とアルバイトを両立したっていいし
だめだったら漫画家やめて違う職業で再スタートしたっていいんです。
漫画家を目指したことで飢えてしんでしまうという事は今の日本でほぼありません。
もし途中であきらめたとしても、
漫画やイラストが描けるというスキルはいろんな所で役に立ちます。
普通に会社でも役立ちますよ。
販売業にシフトしたらお店に出すPOPだって描けます。
ネットで自分の絵を売ったっていいのだし、
自分のように他の仕事をしながらコミケで漫画を売るのもありです。
なので好きなことを思いっきりやってください。
失敗したってその先の道は閉ざされません。
■結局マンガ家になるにはどうすれば良いのか
漫画家になるには出版社に持って行くのが王道ですが、
ネットにupした漫画が注目されて出版社からスカウトされたり
コミケなどの同人誌即売会で出版社から声がかかることもあります。
マンガの描き方を本か何かで学ぶ
↓↓↓
道具をそろえる
↓↓↓
描いてみる
↓↓↓
必ずどこかに公表する
この流れでまず行動してみてください。
成功するしないの結果はやがて分かれるのでしょうが、
行動しないと何も見えてきませんから、ぜひ好きなことを思いっきりやってみてください。
一度も描いたことない人だって、描けます。必ず。できます。
がんばってください!!!
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