子どもの麻痺。エンテロウイルスd68の症状と予防。赤ちゃんや小児に感染多数

      2016/09/09

 

ここ数ヶ月、原因不明のマヒ症状を訴える子どもが急増しています。

2015年8月1日から約2ヶ月で

風邪の症状をうったえた後にマヒ症状がでた子どもが

国内で47人。そのうち2人から

「エンテロウイルスD68」が検出されたそうです。

今回は

エンテロウイルスD68とは何か?

どんな症状が出るのか?

赤ちゃんや子どもの予防方法は?

について詳しく追っていきます。

スポンサーリンク

■エンテロウイルスD68型とは

エンテロウイルスは100種類以上の型があるウイルスで、

ポリオや手足口病の原因にもなるものです。

今回のD68は他の型よりも重症になる率が高いもので

2014年にアメリカで1000人以上の感染者を出しています。

乳児や小児に発症が多く、

大人は感染しても軽症で済むことが多いといいます。

とくに気管支ぜんそくを持つ子どもが感染すると重症化するケースが多く

少しでも症状が疑われたら早めの受診が望ましいとされています。

おもな流行期間は夏から秋にかけてですが、

くしゃみなどの飛沫(ひまつ)感染で一気に広まるウイルスなので

年間を通して油断はできませんね。

 

■エンテロウイルスD68の症状


特徴は「咳、発熱、脱力感」。

エンテロウイルスD68に感染すると

ぜんそく症状の呼吸器疾患と高熱から始まり、

それが重度になると身体に麻痺が現れます。

一見風邪と思ってしまう症状なのが怖いですね。

麻痺により筋肉が弱まると、

脳の神経に支障をきたし

麻痺の後遺症が残ることもあります。

軽めの風邪だと思っても念の為に早期受診することが大事です。

スポンサーリンク

 

■赤ちゃんや子どもの予防方法は?

エンテロウイルスD68には

ワクチンや治療法がありません。

対処療法といって症状をおさえて自然に回復するのを待つしかないのが現状です。

感染経路はおもにくしゃみなどの飛沫(ひまつ)感染なので

手洗いやうがいなどの予防が大事になりますね。

 

【予防方法】

・手洗いうがいをこまめに行う。

・コップや食器の使い回しをしない

・くしゃみで感染するので外出時はマスクをする

・おもちゃやドアノブなどよく触るものは適度に消毒する。

・ぜんそくの子どもは常時から症状が酷くならないようできるだけ病状を安定させる。

 また、ぜんそくの子どもはインフルエンザワクチンの接種も推奨されています。

とくに赤ちゃんが感染した場合は麻痺があってもわかりづらいので

少しの風邪の症状だとしても早めに病院に行ったほうが良いですね。

ここ数ヶ月で患者さんが急増しており不安ですが

普段からの予防を心がけて感染を防いでいきましょう。

スポンサーリンク

 - 生活