子猫拾った③ ~動物病院に連れて行く。心の葛藤編~

      2016/09/09

 

子猫を拾った衝撃の体験、

運命の出会いからやがて子猫がどうなったか?

その結末までをストーリー形式で書いていくコーナーです。

前回までのあらすじはこちらに↓↓↓

子猫拾った~①どうする?突然の出会い編~

子猫拾った~②ふれあい・エサあげる作戦編~

 

 

【~動物病院に連れて行く。心の葛藤編~】

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子猫は外で自由に生きるのが幸せなのか?

家に入って人類との共存を望んでいるのか?

顔は相変わらず困ってる風だが

この表情は生まれつきで

本当は今の生活に満足してるんじゃないか?

悶々と悩み続けていたある日、

ここ数年で最大級の台風が関東を直撃するという

ニュースがあった。

子猫が住んでいる倉庫は屋根が潰れているから

台風で冠水したりしたら

小さな命は助からないかもしれない。

どうしよう。

もうあまり時間がない。

幸い、うちは一戸建てで

動物禁止というわけではないし

自分は動物好きなので

本当はすぐにでも家に入れたかったのだが

躊躇する理由がひとつあった。

うちには実はすでに猫が2匹居るのだが

そのうちの1匹「りん」が

FIP(猫伝染性腹膜炎)という病気を抱えているのだ。

子猫を入れて、「りん」の病気が

発症したらどうしよう・・・

という不安があった。

FIP(猫伝染性腹膜炎)はあまり知られていない病気だが

猫を飼う人、猫が好きな人には

絶対に覚えておいて欲しい。

このFIPという病気はほとんどの猫が持っている、

自然界に居るウイルスが原因で発病するものなのだが

一度ウイルスが暴れだすと

なんと99%の猫が亡くなってしまう。

治療法は無い。

別名「悪魔の病気」とも呼ばれている

恐ろしい病なのだ。

FIPのウイルス「コロナウイルス」は

ほとんどの猫が体内に持っているものなのだが

まれにウイルスが突然変異で暴れだすと

発熱や、お腹に水がたまって

その猫は半年程度で死んでしまう。

免疫力のない子猫や体力のない老猫が発症するケースが多いが

りんはワケあってFIPの抗体価(ウイルスの量)が

いつ発症してもおかしくないくらい高いのだ。

通常0~200程度の値が

りんに於いては6400。

1ぴき飼いよりも多頭飼いの方が発症率がたかく、

ストレスでウイルスが暴れだすことが多いと言われている。

子猫を拾って、そのストレスで

うちに居る猫が死んだらどうしよう。

でも台風で子猫が死んでもどうしよう。

心の葛藤がつづいた。

 

 

「子猫を動物病院に連れて行って相談しよう」

悩んでいても時間が過ぎるだけなので

まず行動することにした。

猫用のケージに子猫を入れて、

車でどうぶつ病院に連れて行った。

ちなみに猫を連れて行く時に猫用のケージがない場合は

ダンボールや布バック、

洗濯網みなどでも代用できる。

洗濯網みは意外と猫の精神状態が安定する。

子猫が逃げさえしなければ、何でもオーケーだ。

子猫は初めてのどうぶつ病院でテンションが上がったようで

待合室でずっと鳴いていた。

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みゃーみゃー

みゃーみゃー

どうやら元気はあるようだ。

ちなみに猫を動物病院につれていくと

テンション上がっちゃう派

おびえて震えてる派、両極端に分かれる。

子猫はテンション上昇の結果、

ケージから出した瞬間

診察室内を爆走した。

 

 

どうぶつ病院の先生に健康診断をしてもらったら

子猫のお腹の中には寄生虫がいることが分かった。

野良猫にはよくあることらしい。

薬を飲ませれば3日くらいで完全に駆除できるといわれたので

子猫には薬を飲んでいただいた。

家の猫との兼ね合いを先生に質問したら

「少しの間保護して、里子に出す方法もある」

「この子は大人しそうな子猫だからきっと他の子とも上手くいく」

と言ってもらえた。

もとから困ってる風の顔をしていたが

ここまで弱気な顔はそうそう居ないようで

「外で生きていったら他の猫にいじめられるタイプ」

とまで言われるほどだった。

どうだろうか。ご覧頂きたい。

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たしかに、野生で強く生きていく顔ではない。

お世辞にも素直に「かわいい」とは言えない顔だ。

このルックスだと

他の人間に拾われる率も低そうだ。

寄生虫が消えるまで3日は外で生活してもらって

台風直前に家に入れてみることにした。

 

 

もともと人懐っこい素質はあったが

子猫は完全に人類に慣れきったようで

「家に入る準備はできている」風の態度になっていた。

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台風から守れることは嬉しいのだが

子猫を入れたストレスで

病気持ちの猫「りん」が発症したらと思うと不安だった。

子猫は相変わらず元気に虫を追いかけたりして

ぴょんぴょんと

うちの庭を飛び回っている。

元気に花壇を踏み荒らし

庭の木によじ登ったりもしていた。

夏に初めて遭遇した時に比べるととても活発になっていて

 

その姿を見ているととても癒やされた。

不安と希望が入り交じる中、

ついに子猫を家に入れる日がやって来たーーー。

 

■動物病院に連れて行く。心の葛藤編 で学んだこと

・初めて動物病院に連れて行くと子猫はテンションが上がるのでなだめよう!

・寄生虫は場合によっては3日くらいで消せる!

・ルックスで性格的に強い猫、弱い猫が判断できる!

・FIP(猫伝染性腹膜炎)は恐ろしい病気!

・発症すると腹水がたまってお腹が異常に膨らむ!

 

次回はこちら

子猫拾った④~家への迎え方・シャンプーの仕方・エサのあげかた編~

 

 

 

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