境界性人格障害の彼氏彼女との恋愛。共依存を断ち切るためには

      2016/09/09

 

<境界性人格障害の人との関わりに 悩んでいる人向けの記事です(寄稿)>

 

ジンです。

境界性人格障害の彼氏・彼女や家族と対峙するかたの悩みとして

多く挙げられるのが「共依存」ですね。

共依存とは自分と相手がその関係に強く依存しあっている状態で

関係が壊れることに極度の不安を感じるものです。

誰しも恋人や家族との間に依存関係はあるものですが

それが度を越したものが共依存と呼ばれており、共依存者は相手を世話することで自分の存在価値を見い出します。

すこし難しいのですが大袈裟に言うと

共依存の人は相手の面倒を見て、相手を支配することで

自分の心を落ち着かせているのです。

でも、面倒見る人も世話される人もその関係で満足しているのなら

共依存の何が問題なの?

どうしてネガティブな意味に捉えられるの?

今回はそういった点について深く見ていきましょう。

 

 

 

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境界性人格障害の彼氏と、共依存の彼女の関係を例にあげていきます。

共依存の彼女は境界性人格障害の彼氏に対して献身的な世話をします。

身の回りの世話だけでなくお金を貸したりほとんどの時間を恋人に捧げる人もいますし

急な呼び出しに駆けつけたり暴言に耐えたりといった

無理な要求を聞き入れてしまうケースが多々有ります。

これは一見、献身的で優しい人だからこそできる好意に見えますが

共依存の関係では世話をすることで

彼氏の自立や回復を拒むように仕向けてしまうことが多いのです。

世話をし過ぎることで、彼氏は自発的に動く必要がなくなりだらけた状態が続いていきます。

面倒を見過ぎることで、彼氏は黙っていてもラクに過ごせるので病状の回復も遅れます。

行き過ぎた世話を受けた彼氏は彼女と居る限り変わらない、現状のままとなるのです。

なぜ共依存の彼女は彼氏の回復を拒む行動をとってしまうのでしょうか?

それは

彼氏が回復しないことで自分が世話をし続けられるからなのです。

もっとストレートに言うと

彼氏が回復しなければ自分が彼氏をコントロールし続けられるからなのです。

世話をしてあげる、という行動の裏には

実は

相手は変わらなくていいから自分がずっと相手をコントロールしていたい。

という心理が働いているんです。

これこそ共依存が問題だと言われている理由です。

こう聞くと驚いてしまいますね。

無理にでも世話してあげているのに、

面倒を見るのは大変なのに、

本当は自分が相手をコントロールしていたい気持ちがあっただなんて

なかなか受け入れられるものでは有りません。

でも、なぜか世話を働いてしまうのにはそういう理由もあるんですよと知っておけば

アンバランスな関係も少し腑に落ちるかもしれませんね。

では、共依存とその奥にある心理に迫った所で

共依存という歪んだ関係を解消する方法について見ていきましょう。

 

 

 

共依存を断ち切るためには

自分は自分、相手は相手 というふうに

自分と相手の境界線をはっきりさせることがまず大事です。

共依存にハマる人は根が優しく、

困っている人がいれば多少無理をしてでも助けてあげられるような温かい人が多く

その優しい性格と

境界性人格障害特有の他人と繋がっていないと過度に不安な性質が

ぴったり合いやすいため共依存にはまることが多いのですね。

自分と相手の境界線をはっきりさせるというのは

例えば

「できること、できないことをハッキリきめること」です。

自分を削ってまで無理な要求には応じないというルールをつくりましょう。

無理なくできることで、協力したいと思えた時に手を貸せばいいんです。

あなたは誰かの奴隷ではないのですよ。

また「相手の苦しみを自分が解決してあげる必要はないと知る」ことも大切です。

境界性人格障害の人は(そうでない人にも当てはまりますが)

自分の苦しみを抱えきれず、恋人や家族などの近しい人に

その苦しみをどうにか解決して欲しい、と投げつけてくることが有ります。

そこでもしあなたが無理に受け止めて苦しみを解決してあげれば

また共依存が深まるだけです。境界性の人は解決するための努力の仕方も覚えられず、

ずっと人に頼って生きていくルートに向かってしまいます。

自分の悩みや苦しみは自分でしか解決できないし

相手の悩みや苦しみは相手にしか解決できない。

相手の苦しみを自分が解決してあげる必要などないのです。

もちろん正常な依存関係によって、お互いを高められている人たちもいるので

依存は悪いもの、というわけではないんですよ。

お互いに相手を思いやれる依存

お互いに無理のかからない依存

お互いが成長できる依存

これらは互いを高められるものですね。

どちらかが無理をする依存

相手が成長できない依存

そのような歪んだ依存関係に陥って不安な気持ちを抱えてしまわないよう

自分は自分、相手は相手 と

まずは分けて考えられるようになれるといいですね。

 

 

共依存にある人は

常に相手の行動が気になってしかたない

メールが返ってこないだけで過度に不安になるといった状態になりがちですが

これも自分と相手の境界線があいまいになっているから起こることです。

常に相手の行動が気になってしかたない時、

おそらくあなたは不安で不快でどうしたって良い気分ではないでしょう。

そんな時こそ自分は自分、相手は相手と思い出し

不快になっている時間を自分のために使ってあげて下さい。

(また後日、執着を手放す方法についても書いていきます。)

自分が相手の状況を把握していつでも助けてあげないと、

というのがそもそも歪んだ依存状態なので

そんな時は

連絡の取れない相手でなく、不安な気持ちになっている自分自身の心を

まずは助けてあげて下さいね。

自分は自分、相手は相手。

その考えを根付かせていくことが、依存を断ち切る第一歩になります。

 

 

 

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